16.勤務条件編その6〜勝手な残業はいけません
残業代の多さに悩みを持つ経営者の方はいませんか?きちんと仕事をしているのならまだしも、ダラダラと残っているだけの人に残業代を払うのは納得がいかないという方もいると思います。このようなときは、下記の一文を就業規則に加えることをお勧めします。それは、
「会社の指示、または会社に請求して承認された場合のみを時間外労働の対象とする」
というものです。これにより、時間外労働とは何かということをはっきりと定義付けします。

本来時間外労働は、会社の指示により行うものです。会社の指示のないダラダラ残業が慣習となっている職場では抵抗があるかもしれませんが、時間管理は会社の責任です。労働時間をきちんと把握して、
「働いた分はきちんと残業代を支払い、無駄に残っているだけの場合は支払わない」
ということをはっきりとさせるべきです。また社員の健康管理のためにも、時間管理は大切です。




國本豊 社会保険労務士事務所(山口県柳井市)にて更に多くの記事を読むことができます
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