22.安全衛生その3〜指定医師の健診を忘れずに
社員の人が傷病等で長期欠勤・休職後、いよいよ職場復帰という段階に至った場合、最終的な判断をどうするかは難しいところです。

本人が「私は大丈夫です。元気に働けます」と言っても、実際は完全に直っておらず、責任感または生活のために無理をして会社に出てきて、また病気がぶり返すということもあるかもしれません。そうなっては意味がありません。

そんなときは、
「会社の指定する医師の健康診断を受けさせることがあります」
という規定を入れておきましょう。
これにより本人の申告が適正がどうか判断し、もしまだ復帰が早いようだったら無理をさせず休んでもらった方が良いと私は考えます。

良い仕事をするには、健康な状態であることが何よりの条件です。このような慎重な考えも大事だと思います。




國本豊 社会保険労務士事務所(山口県柳井市)にて更に多くの記事を読むことができます
https://www.k-sr.jp

このニュース記事が掲載されているURL:
https://www.k-sr.jp/modules/sections/index.php?op=viewarticle&artid=53